ミニ四駆・初心者向け簡単最速改造！！その１ – キムラプロワークス・ミニ四駆部

ミニ四駆の初心者が、簡単に「模型店等の草レースで入賞する」「公式大会で予選を勝ち抜く」ことを目的としたカスタム方法について書いて行きます。
グレードアップパーツを無加工で取り付けるだけのカスタムを基本とします。
今回はスピード負けをしないためのパーツ選びを書いて行きます。
初心者は技術でスピードを上げることが難しいので、単純に一番速い物を選ぶ必要が出てきます。
勝ちたいなら選択肢はほぼありません。

MAシャーシのミニ四駆を買おう！
初心者が勝ちたい、上級者と勝負したいと思うならシャーシはMAシャーシが基本です。
単純に素組状態（説明書通りに普通に組み立てただけの状態）で一番速いです。
上級者なら大幅かつ精密な改造をするので最終的にどのシャーシをベースにしてもあまり変わらなくなってしまいますが、初心者ならMAシャーシを選びましょう。
ポリカボディで超速ギヤ付属のものがお買い得です。
予算が潤沢にある場合、ベースのミニ四駆本体を買わなくてもグレードアップパーツだけでミニ四駆を組むことも可能です。その場合単品でMAシャーシ単品で買いましょう。

↓ポリカボディ、超速ギヤ付属のMAシャーシのミニ四駆

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モーターはハイパーダッシュモーターRROにしよう！
ハイパーダッシュモーターPROもしくはマッハダッシュモーターRROを選びましょう。
初心者の組んだミニ四駆の場合、速すぎて制御しづらくなることはまずないので一番強力なモーターを使いましょう。初心者が他のモーターを使うと速度負けしてまず勝負になりません。
上級者になると、「抵抗抜き」と呼ばれる内部のギヤやシャフト等の回転抵抗等を減らす精密な改造が当たり前に行われるので、場合によっては、電池持ちや、速すぎて制御しづらい等の理由でこのモーターより出力が弱いモーターを使うことがあります。
ハイパーダッシュモーターPROもしくはマッハダッシュモーターRROを選ぶのが基本です。
ハイパーダッシュモーターPROが加速重視、マッハダッシュモーターPROがスピード重視になります。
この二つのモーターは基本的に同列に扱われ、コースによって使い分けるのが基本です。
ハイパーダッシュモーターPROの方が、トルクが厚い分、いろいろごまかしてくれるので初心者向きです。
軽量化や内部抵抗低減は経験が必要で、初心者には難しい部類の改造なのですが、トルクの厚いハイパーダッシュモーターPROなら、多少重量のあるマシンや、それなりに内部抵抗があるマシンでも加速してくれます。

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ギヤは超速ギヤを選ぼう！
超速ギヤが基本です。ハイパワーモーターがレースで解禁されて、トルク不足になることはほとんどないので一番スピードが出る超速ギヤを選びましょう。
ベースとなるミニ四駆に超速ギヤが付属している場合、買い足すのは不要です。
MAシャーシにはMSシャーシ用超速ギヤを買いましょう。MSシャーシとMAシャーシのギヤは共通部品です。
コースによっては、または大径タイヤを使用する場合、他のギヤが有利な場面もあるかもしれませんが、基本的には超速ギヤでOKです。
セッティングの幅が広がるため、超速ギヤ以外のギヤが付属していた場合は捨てずに大事に保管しておきましょう。

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ボールベアリングを買おう！
ミニ四駆の走行抵抗のうち、一番大きいとされているのが内部の駆動抵抗です。空気抵抗の何倍も抵抗が大きいと言われています。
ボールベアリングを導入して内部の抵抗を激減させましょう。上級者は、ワンサイズ大きいベアリングを本体やギヤを加工して取り付けたり、本来はベアリングを取り付けることを想定していない箇所にベアリングを取り付けたりする場合もあります。
最低でもボールベアリングを導入しないとスピード負けしてしまい、上級者に追いつくことができません。
ギア用ベアリング２つと車軸用ベアリング４つが必要です。サイズが違うので注意。

ギア用ベアリング