今回はコースアウトしないローラーセッティングの基本を書いて行きます。
ローラーは6個まで!
ミニ四駆はレギュレーションにより、ローラーの数が6個までと決められています。(大会によっては特別ルールで増減あり)
2020年の公認レギュレーションでは特別ルールが採用され、ローラー数は無制限です。
基本的なローラー配置は前2つ、後ろ4つ!
参考画像のミニ四駆、ローラーが6個以上ついてるように見えるかもしれませんが、
フロントのローラーは2段ローラーと呼ばれる、2段形状になっているローラーで、2段でも1個と数えます。
いくつか種類があります。フロント用ローラーとしておすすめです。
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中央の金色のものは、マスダンパーと呼ばれる可動式の重りで、主に立体コースでの安定性向上を目的としたパーツになります。
円形上のものはローラーとして機能しない位置に取り付ける必要があります。(ローラー数無制限ルールでは制限なし)
マスダンパーとして売っているものでも、ローラーとして機能する位置に取り付けるとローラーとしてみなされてしまうので、詳しくはレギュレーションで確認してください。
マスダンパーについては「その3」の記事で詳しく描こうと思います。
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ローラー数無制限ルールの場合は、ローラーを、フロント4個、リア4個が基本です。
シャーシを補強しよう!
プレートでミニ四駆を補強しておかないと、コーナーリング時に歪んでしまい、コースアウトの原因にもなってしまいます。
また、車体が歪むと内部の駆動抵抗が大きく増え、減速の原因となってしまいます。(上級者は逆にこれを利用してブレーキとして機能するように調整する場合もあります)
ミニ四駆用の補強プレートはたくさん種類が出ています。好みや各自の考えで試行錯誤してみましょう!
その1の記事では、初心者でもレースで勝ちたいと考えると、
選択肢がほぼなかったのですが、こちらはいろいろと選択肢の幅があります!
パーツ選びの楽しさを味わうのもいいかもしれません。
カーボンプレートは、そこそこ値段がしますが、FRPプレートと比べて、性能差を実感できるほど高性能なわけではありません。
ファーストトライパーツセットはローラーやネジ等もついているのでオススメ。
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お金に余裕があるならカーボンプレートもいいかもしれません。かなりの種類が出ています。
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その他カーボンプレート
ちなみに、カーボンプレートの実売価格は、Amazonだと安定しません。複数種類があり、年度ごとの限定モデルが出るため、プレミア価格になりがちです。1200円を超えているようならおそらくプレミア価格ですので、Amazon以外で買うのをお勧めします。また、タミヤ以外の社外品のカーボンプレートも存在するので、競技に出るなら気を付けて買わないようにしましょう。公式大会だとタミヤ製品しか使えませんし、模型店等のレースでもタミヤ公認レギュレーションに準ずることが多いので使えない場合が多いです。
ローラー選び
本体キットや、ファーストトライパーツセットに付属している低摩擦プラスチック採用のローラーが意外と高性能です。
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ただし、肉抜きされた形状のプラスチックローラーは強度的に不安があり、すぐに割れてしまいます。肉抜きされてないプラスチックローラーを選びましょう。
もちろん、お金がある人はベアリングローラーを買ったほうが良いです。
フロントローラーは強い力がかかります。
フロントローラーのほうが、リアローラーに比べて、ベアリングローラーにする優先度は高いです。
フロントローラーは強度が高い、肉抜きされていない形状のものが好まれます。たくさん選択肢があります。
定番は13mmのものです、
タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツシリーズ No.437 GP.437 13mmオールアルミベアリングローラー 15437 新品価格 |
また、2段ローラーも好まれます。(ただし、ローラー個数無制限ルールでは優先度は低いです)
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リアローラーは19mmのプラリング付きアルミベアリングローラーを使うのが定番です。
いくつか種類があります。
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ミニ四駆を横に倒した状態で自立するようにローラー配置しよう!
良いローラー配置は、横に倒して自立するローラー配置です。
自立するろローラー配置ですと、平面コースにおいて、まずコースアウトしません。
コーナーリング中は、強い遠心力がかかって、実質、壁をローラーで走っているような状態になります。
横に倒した状態で自立するミニ四駆は非常に安定したコーナリングを見せます。
横に倒して自立することが出来ていると、レギュレーション違反の改造で時速100kmで走しらせても平面コースならコースアウトしません。(これについてはフェンスカーや超四駆でググってください)
逆に、横の倒して自立しない場合は、スピードを出すと、コーナリングでひっくり返ってコースアウトしてしまいます。
横に倒して自立するようにローラーの高さ調整をするには、スペーサーを使うと便利です。
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次回、その3の記事は、レーンチェンジや立体コースでコースアウトしないセッティングを書く予定です。