その1とその2の記事を読んで改造したミニ四駆、おそらくレーンチェンジ等でコースアウトしてしまうのではないでしょうか?
レーンチェンジや坂等の立体部分でコースアウトしないようにするための、ブレーキやマスダンパーの話を書いて行きたいと思います。
ブレーキ
ブレーキによってコースアウトしそうな場所で減速し、コースアウトを防ぎます。
リヤブレーキ
まずは基本的なブレーキである、リヤブレーキを紹介します。
図の通り、坂を上るときにだけブレーキがかかります。
具体的に取り付けるパーツは、
タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツ No.518 GP.518 FRP リヤブレーキステーセット 15518 新品価格 |
などがあります。
腹ブレーキ
坂の頂上付近でブレーキがかかります。
これだけだとブレーキの利きが悪いです。
他のブレーキの補助的に使うことが多いです。
大きな登り坂やループチェンジ等のあるコースで、リヤブレーキに頼ると減速しすぎてしまうコースで良く使われます。
タミヤ グレードアップパーツシリーズ No.512 ブレーキスポンジセット マイルド 1/2/3mm ブルー 15512 新品価格 |
シャーシにブレーキスポンジを貼るだけでできます。
フロントブレーキ
登り坂に差し掛かるときにブレーキがかかります。
強力なブレーキがかかるので、減速し過ぎがちになります。
壁ブレーキ
壁ブレーキは上級者向けのブレーキになります。
特定のコース壁が高い部分でのみ、コース壁にブレーキが接触してブレーキがかかるようにします。
基本的にグレードアップパーツを組み合わせた自作なのでハードルが高いです。
マスダンパー
続いて、マスダンパーの紹介です。
スピードをある程度維持したまま坂等に差し掛かると、どうしてもジャンプしてしまいます。
ジャンプ時の着地の衝撃を逃がして安定させるのがマスダンパーの役割です。
ある程度のジャンプが許容できるようになるため、ブレーキによって大きく減速する必要がなくなり、スピードが出しやすくなります。
マスダンパーは「ニュートンのゆりかご」と同じ仕組みが動作していると思われます。
着地時に稼動重りが衝撃を吸収して本体が安定します。
経験則的に画像の位置にマスダンパーをつけるととても良く安定するようで、定番となっています。
定番のこの位置ですが、もともとはレース上位者当がプレートを加工するなどして自作していたものなのですが、タミヤが公式でも販売してくれました。
ですので現在はお手軽に導入できます。
タミヤ グレードアップパーツシリーズ No.459 GP.459 ARシャーシ サイドマスダンパーセット 15459 新品価格 |
ブレーキやマスダンパーを調整して、コースアウトしない限界のスピードを攻めていくのがセッティングの基本となります。
ミニ四駆・初心者向け簡単最速改造!!その1
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